RPAによる圧倒的な業務効率化

 2018.09.05  RPAチャンネル編集部

RPA(Robotic Process Automation:ロボティック・プロセス・オートメーション)が今年も注目されています。2017年から多方面での導入が始まり、現在では様々な企業からRPAに関するお問い合わせをいただいております。お問い合わせ内容としましては、PRAって何?という素朴な疑問から、自社への適用は可能か?という具体的な活用イメージに関するものと実に様々です。その中には「RPA導入の事例について教えて欲しい」というお問い合わせもたくさんいただきます。

世間でよく語られているRPA事例といえば、大手銀行での活用事例ではないかと思います。年間数千~数万時間の労働時間を短縮した、数百人の労働力に匹敵するなど、にわかには信じがたい事例もあるでしょう。ただし、それらの事例はRPAの導入効果としてなんら不思議はありません。

こうしたRPA導入事例はインターネットで検索すれば簡単に見つかる情報ですが、それでも事例に関するお問い合わせが多いのは自社環境と類似した事例がないかと、多くの経営者がその情報を探し求めているからでしょう。確かに大手銀行に事例がそのまま参考になるかといえば、業種や規模が異なる企業の方が多いはずです。

そこで本稿では、ソフトバンクのRPA社内運用事例を踏まえ、実際のお客様も含めた様々なRPA導入事例をご紹介します。自社環境にピッタリ当てはまるという事例は少ないかもしれませんが、大手銀行だけではなく他業界の導入事例を中心にご紹介しますので、そこからRPA導入のイメージを膨らませていただけたらと思います。

ソフトバンクのRPA社内運用事例

ソフトバンクはユーザー部門主体での運用を目指すRPA、“SynchRoid(シンクロイド)”をご提供するRPAベンダーであり、また社内運用に取り組むRPAユーザーでもあります。これまでの運用実績から社内にはすでに1,200通り以上のRPA活用方法をノウハウと蓄積しており、それをSynchRoidを導入されるお客様に導入・運用支援トレーニングとして提供しております。まずは、そんなソフトバンクの社内運用事例をご紹介しましょう。

事例1. お客様デモ用端末の返却管理

ソフトバンクではお客様デモ用携帯電話が営業担当者から返却された際に、貸出記録台帳および端末管理DBのデータを更新する業務が毎月平均4,000件発生しています。この業務における「貸出記録台帳から貸出IDをコピー」「端末管理DBのステータスを“返却済み”に更新」「貸出記録台帳に返却日を記録」という3つのプロセスを、RPAを用いて自動化しました。これによって月4,000件、業務量にして100時間も発生していた作業を100%削減し、100時間の工数削減に成功しています。

事例2. 業務委託社員の人事情報登録

業務委託社員の受け入れを行うにあたって入館カード発行や研修を実施する必要があります。そのためには、業務委託社員の基礎情報を人事システムに登録しなければなりません。ソフトバンクではこの作業が月に1回、業務量にして40時間の業務量が発生していました。RPAで自動化したプロセスは「業務委託社員の各種情報が記載されたExcelを開く」「対象者の情報を人事システムに入力(転記)する」の2つです。これまで手作業で行っていた2つのプロセスをRPAにて自動化したことで、月1回40時間発生していた業務量が13時間まで減少し、68%の工数削減に成功しました。

事例3. 備品発注

備品発注はどんな企業でも定期的に発生する業務の一つです。ただし、ECサイト等を利用しての発注になることが多いため、これまで自動化は難しいと考えられてきました。備品発注の一般的なプロセスは次の通りです。

備品発注システムにログイン>備品を検索および表示>数量を入力>カートに入れる>購入する

ソフトバンクがこのプロセスをどう自動化したかというと、発注したい備品とその数量は予め用意した台帳に記入し、そのデータをもとにRPAを使って備品発注を自動化します。これならば、「台帳に備品と数量を入力する」というプロセスだけ手作業で行えば、残りはRPAでの自動化が可能です。これによって毎月3.5時間発生していた業務量を85%削減し、月0.5時間の業務量にまで抑えています。

株式会社不動産工房様のSynchRoid導入事例

全国の月極駐車場に特化した検索専門サイト“月極駐車場どっとこむ”を運営する株式会社不動産工房様(以下不動産工房)は、ソフトバンクのSynchRoidを導入して生産性向上に成功した一社です。すでに10種類ほどの業務を自動化して効果を上げています。

同社代表取締役の伊藤維雄氏がAIやロボットといったテクノロジー活用を積極的に推進するというビジョンを強く持っていたこともあり、ソフトバンクが提供する人型AIロボットの“Pepper(ペッパー)”に可能性を感じて導入検討を始めましたが、営業担当者と商談を進めるうちにSynchRoidの方が業務効率改善に効果があると判断し、短期間での導入を決定しています。

一般的な業務効率改善ソリューションに比べて、SynchRoidは導入しやすい料金であったことも導入決定の後押しになったといいます。

具体的な事例の一つとしましては、営業スタッフが当日収集した情報を自身のパソコンでExcelに入力し、それを内勤スタッフが集約して別のExcelに再入力、全社共有データとするという毎日の業務プロセスを自動化したものです。これを自動化したことで1時間かかっていた業務を3~5分へと短縮することに成功しました。

この他には月末に駐車場オーナーへ送る明細書の作成も自動化し、半日かかっていた業務をわずか30分で完了できる環境を整えています。さらに出退勤表の作成といった短調で繰り返しの多い作業も自動化することで、人為的ミスを無くして生産性を向上し、そこから創出した時間を人間にしかできないクリエイティブな仕事に集中させることが可能になりました。

不動産工房のSynchRoid事例は多くの企業にとって非常に参考になる活用方法が揃っているかと思います。さらに詳しい内容に関しましては「ソフトバンクホームページの不動産工房様事例紹介」をご覧ください。

遠州鉄道株式会社様のSynchRoid導入事例

静岡県浜松市を中心に、運輸・不動産・保険・介護といった多岐にわたる事業展開をする遠鉄グループ。その中核にあたる遠州鉄道株式会社様(以下遠州鉄道)もまた、SynchRoidによって高い生産性を獲得した一社です。

遠州鉄道では貸切バスの移動距離・所要時間の検索作業や不動産賃貸物件の情報の検索、ダイヤ改正のための乗降情報収集作業などを自動化し、遠鉄グループ全体で活用を進め、すでに106個のソフトウェアロボットを開発し、月約570時間の業務時間削減に成功しています。

年間にして6,840時間もの業務時間を削減しているので労働力にして人材3人分にかかる人件費をまるごとカットしていることになります。遠州鉄道のSynchRoid導入事例の詳しい無いようにつきましては「ソフトバンクホームページの遠州鉄道様事例紹介」をご覧ください。

RPAの活用方法は無限大!

ソフトバンクでは1,200通り以上のRPA活用方法を持っていると説明しましたが、もちろんRPAの活用方法はそれ以上です。ソフトバンクでは継続的な社内運用を通じてこれを提供し、企業ごとに新しい活用方法の提案も行っております。お客様も大企業に限らず、中堅・中小企業のお客様も多く、また業種も多岐にわたるのが特徴です。RPAを100%活用したい、効果を最大限引き出したいと考えているのならば、RPA運用実績がありノウハウを多く積み上げているRPAベンダーをお選びください。ソフトバンクではSynchRoidの導入・運用支援トレーニングと共に、皆様のビジネスに高い生産性をもたらすためのソリューションを提供しております。

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